導入事例

導入事例 01 | 飲食店(アサイーボウル専門店)

原価管理を「レシート写真1枚」に。
店主の頭の中にしかなかったレシピと原価を、LINEで回る仕組みにしました

神奈川県横浜市のアサイーボウル専門店。店主おひとりで、店頭とデリバリーの両方を運営されています。 生の果物を贅沢に使う業態のため材料の種類が多く、仕入れ値も日々変わる—— その原価管理を、普段お使いのLINEとスプレッドシートだけで完結する形にツール化しました。

導入前の課題

  • 全メニューのレシピが店主の記憶のみ。データとして残っていない
  • 原価計算のスプレッドシートは一度作ったきり、仕入れ値の更新が面倒で停止
  • その間に主原料の仕入れ先が変わり単価が大きく下がっていたが、原価率は古い数字のまま
  • スーパーのレシートには「★果物」としか印字されない品目があり、後から見ても何か分からない

原価計算そのものは掛け算と足し算です。難しいのは計算ではなく、 仕入れ値が変わり続けるなかで数字を最新に保ち続けることでした。

導入した仕組み

レシートを撮るだけで仕入れ値が更新

買い物後にレシートをLINEで送ると、AIが品目と価格を読み取ってスプレッドシートを自動更新。外税・内税の違いも自動で処理します。業者の請求書も、レシートが出ない農家からの直接仕入れ(テキスト入力)にも対応。

分からないことはbotが聞き返す

「★果物」のような曖昧な印字はbotが「これ何の材料?」と聞き返し、返信から学習。登録を間違えても「メロンは1個1,458円だよ」と話しかけるだけで修正されます。

「原価」と送ると全メニューの原価率が即答

材料マスタ・レシピ・メニューを分離したシート設計により、仕入れ値を1箇所直すと全メニューの原価率とデリバリー手数料込みの実質利益率が自動で再計算されます。

店主さまの操作は「買い物したらレシートを撮って送る」だけ。新しいアプリの操作を覚える必要はありません。

導入の成果

原価率の把握: 電卓と記憶で数時間レシート写真1枚(数秒)
レシピは店主の頭の中だけ全メニューがデータ化され、将来の教育資産に
仕入れ値が古いまま放置買い物のたびに最新化。主原料の仕入れコストが約6割下がっていたことも判明
新しい業務アプリの習熟が必要使うのは普段のLINEとスプレッドシートだけ

数字が最新に保たれるようになったことで、「どのメニューがいくら儲かっているか」 「デリバリーの手数料を引いた実質利益はいくらか」が、値付けやメニュー開発の判断材料として いつでも取り出せるようになりました。

開発情報

業種
アサイーボウル専門店(店頭+デリバリー)
開発期間
ヒアリングから稼働まで実作業数時間
構成
LINE公式アカウント + Google Apps Script + AI画像読み取り + Googleスプレッドシート
ランニングコスト
AI利用料 月数十円程度(サーバー費用なし)

AIを活用した開発だから実現できること

従来なら数週間・数十万円規模の開発を、生成AIを活用した開発体制により短期間・低コストで実現しています。 浮いた時間はヒアリングとテスト・検証に使い、「小さく作ってすぐ直せる」ことを品質につなげるのが当社の方針です。

あなたのお店の「毎回手作業でつらい業務」も、ツール化できるかもしれません

飲食店・サロン・小規模事業者の業務改善のご相談を承っています。
「こんなことできる?」という段階のご相談も歓迎です。